拝啓

拝啓 鈴木隆二さま(ぐらするーつ)


先日は、「登美子の部屋」にお越しいただき
ありがとうございました!

鈴木さんとは、本当に長い付き合いだけれども、
お互いをわかり合えるような
ゆったりした時間をもつことがここまで出来ないできて。。

多くの人との付き合いというのは、
そういうものだろうと分かってはいるけれど、
今回こういう形で、ご一緒できた事が、
何より私にとっては、うれしいことでした。

私の心に残ったこと、感じたことを、お伝えしたいと思います。

もくじ
1.優しい・・しごと
2.ルールじゃないこと
3.性善説
4.空気のようなこと
5.感覚に従う
6.自由になる方法
7.強烈な体験
8.詩のプレゼント

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1.優しい・・しごと

今さまざまな形でフェアトレードという言葉が、広がっている。
大型スーパーでも、コーヒーなど、
フェアトレードの商品を当たり前に見かけるようになった。
また、フェアトレードであることの証のために
商品パッケージに掲載されるいくつかのマークや、
そのマークを認定するための組織などもある。

先月、鈴木さんが関わられたフェアトレードのイベントにも、
多くの学生さん、また企業からの参加者もあり、
合計で300名もの来場があったらしい。

いい事だ。
フェアトレードでの利益で、
海外の紛争や戦争で大変な地域に学校や井戸が出来たりもする。

いい事だ。
「エコ」という言葉がなじんだように、
「フェアトレード」という言葉がなじむのかもしれない。

ただ、今私たちの回りにある「エコ」について思うと、
言葉ばかりが一人宙にゆらゆら揺れているような
使われ方をされているのに、気付く事も多い。

私たちは、人として、暮らしの中で、
「エコ」の種を地面に引きずり下ろして、
根っこを生えさせないといけないのかもしれない。

例えば、
確実に、イベントの出店者さんの中では、
田舎暮らしに移行する人が増えており、
その暮らしから生まれる、クラフト作品からは、
リアルな「エコ」を感じる。

鈴木さんの好みの「フェアトレード」。
それは、顔の見える関係。
相手の国、自分の国。
相手の笑顔、自分の笑顔。

その「フェアトレード」は、
きっと根っこの生えた「フェアトレード」だ。
相手の生な願いを、
自分の生な想いで答えることのできる関係。

その間で、気持ちと共に行き交う物たち。
その貿易。

それが、
鈴木さんの願う「フェアトレード」なんだと思った。


2.ルールじゃないこと

今回の参加者からも質問があった。
どうすれば「フェアトレード」商品と言っていいのかという疑問。

詳しく知りたい人は、
アースデイ東京2010の当日、代々木公園横の、
オリンピックプラザにお越しください。
鈴木さんを中心に、下記フェアトレード企画が行われます。

http://www.earthday-tokyo.org/2010/event/place/-powered-by-hydrogen.html



「フェアトレード」自体が、
色々な歴史と経緯の中で、日本の今の「フェアトレード」の形に至っている。
そのお話も伺った。

私の仕事の回りにも色々ある、ルール。
例えば、有機栽培の野菜とか。
こっから上の人は・・
これを満たせば・・
これを守れれば・・とか。

そういうルールが必要で、便利な事もある。
ただ、ルールが出来るということは、
色々な使われ方が可能になるということもある。

・・鈴木さんのお話を聞いていて思ったのは、
ルール以前の大前提にある、遠いかの国に住む人への思いやり。

そして今、ぐらするーつで力を入れているのは、卸し。
それも、日本各地にある、小さな店舗さんに対して、
きめ細やかな卸しを行っているそうだ。

フェアトレードに必要な気持ちをもって、
自分の店舗と、地域を愛しつづける、根っこの生えた、
「私はフェアトレードを応援しています!」
そう宣言する、その小さなお店一つ一つを、
ぐらするーつは、心から応援をしている。

誰かと付き合うというのは、
隣人であろうと、地球の裏の生産者であろうと、
お金の都合や、気まぐれで終われるものではない。
そんな簡単なものではないのだ。


〜〜参考までに、
「世界フェアトレード機構 WFTOフェアトレード基準」の2つをご紹介。

【継続的なパートナーシップを築き、
生産者の資質の向上を目指します。】

【従来の貿易のあり方を変え、
フェアトレードを推進します。】

・・・良い悪いじゃない。
やっぱり気持ちだと思う。
気持ちをルールにするのって、とても難しい。

 

がんばれ!フェアトレードの種!!



3.性善説

鈴木さんは、<性善説>派だと言った。
そう言ったのが、本当に印象的だった。

鈴木さんを知っている人なら、
みんなが納得すると思う。

<性善説>について、興味ある方は、お調べくださいまし。
ちなみにとても簡単に言うと、
人というのは、生まれながらに、本性は「善」だ、という考え。
性悪説というのもあって、それは「悪」だ、と言っていて面白い。

儒教の考え方だから当たり前だけど、
どこまでも礼節などきちんとした人(??)になるためには・・!という
考え方がベースになっているのだけど。

「いい人に囲まれて生きたい。」

そう鈴木さんが普通に言われて
最初「んっ?」と違和感を感じたが、
願っても叶わない事も多い事であるだけで、当然の願いだ。
だって、人間関係の悩みがなかったら、
世の中どんなに平和だろうか。

それに、鈴木さんは<性善説>を信じていて、
間違いなくいい人で、
だからそれが心地よいはずだけど。。。
でも、<性悪説>の方が、心地よく感じる人だっている訳で。

いい人に囲まれたいとか、そうでないとか、
そういう事でなくて、
自分と似たような人と一緒なのが心地よいのだという事でもある。

「僕って、いい人って事なのかなぁ?」
終了後の交流会での鈴木さんのつぶやき。

そんな鈴木さんに会いたくなった人は、
ぐらするーつにGO!(笑)


4.空気のようなこと

初めて知った事実だったのだが、
鈴木さんのご両親は、若い時に、洗礼を受けて、
カトリックの信者になられたそうだ。
その親に育てられた子、次男として、育てられた鈴木さん。

産まれた時から、
当たり前に暮らしの中にあっただろう、十字架やマリア様。

国が違えば、
大切なことも、暮らしの細々としたことまで違うように、
家庭が違えば、当たり前の事や、大事にしていることも、違う。
どの親の元に産まれるかで、
子どもの人生は違ってくる。
先日読んだ本には、
子どもが自ら親を決めて産まれてくるとさえ書いてあった。

鈴木さんの柔らかさ、穏やかさが、
どこからやってくるのだろう?とずっと不思議だったのだが、
その多くは、
小さなころから吸い込んできた、
鈴木さんから発せられる空気のようなものだと感じた。

〜〜

私たちは今、
どんな空気を子ども達に
吸わせてあげられているだろうか?

私自身が、
・・子ども・・子ども・・大人かな?・・もう、大人だよね・・?。
そう。
大人だなんて、しっかり思えたのは、
30歳すぎてからだろうか?
なんて、曖昧なままに、私は社会に大人として
関わってきたのだろうか。

そんな大人たちの作る社会で、
どんな当たり前を感じて、
日本の子ども達は、大きくなっているのだろうか?

その重要性を、しみじみと感じたお話だった。


5.感覚に従う

鈴木さんが就活に取り組んでいたとき、
OBのいる会社をまずは訪問して歩いたそうだ。

その先輩の口から聞けないままに終わった、
その仕事のやりがいや、意味などなど。

どうせ働くなら、
同じ生きるなら、
やりがいも欲しいし、社会貢献もしたい。

その情熱が、今の鈴木さんを
ぐらするーつにボランティアという形で出会わせて、
今につながる。

私もそうだ。
会社訪問で、ちっとも楽しそうに働く人に出会えなかったから、
今の私がある。

バブル期真っ直中のことだ。

今の人生が、成功か失敗かなんて、分からないけど、
今の自分であるためには、
あの時、その素直な情熱に従えた証だと思っている。

鈴木さんが、
「四十にして立つ。。立ったってことかなぁ。」と一言。

こうしてお互い出会えたのも
同じような流れであって今あるのかと思うと
しみじみうれしく、

お互いに素直な感覚に従えたのだと、
当時の自分たちに「大丈夫だよ!」と、
手を振りたい・・そんな気分になった。


6.自由になる方法

参加者が、今の職場への関わりに悩んでいて
鈴木さんに聞いた質問。
「この先もずっと、ぐらするーつで仕事をしますか?」

鈴木さんは、先のことは分からないけど、
将来にやる可能性の道は、色々あると言った。

人の人生には、どんな流れと出会い、気づきがあるか分からない。
その将来の色々な可能性に向かって
鈴木さんが自由に語ることが出来るのは、
これまで経験を・・様々な苦労や、淡々とした日常の積み重ねがあるからだ。
そういう経験から生まれてくる自信は、
人を色んな道へと繋げてくれる。

私たちが、自由であるためには、
私たちは、今ある場所で、淡々と今あることを積み重ねる。
その積み重ねの中で、
私たちは、自由を手に入れることが出来る。

そう思う。


今いる場所に過剰に不安になる必要もないし、
今見えてもない未来に過剰に期待するのも違うように思う。
なにより、自分。自分次第だ。

私も、自分を信じて、がんばる。。
自分くらい、自分を信じてあげたいね。
不安な時もあるけどね。


7.強烈な体験

アースガーデンの回りには、
旅に没頭した経験のある人が多い。

そういう人は、
「あの国じゃぁ、そんなのは、まだましな方だ。」など、
海外での強烈な印象と経験があるお陰で
ちょっとのことでは、驚かなくなる。
驚いたとしても、それで、引け腰になったりはしない。

ここ2回のお二人のゲストは、
始まる前、やはり少し緊張されていたが、
鈴木さんは、涼しい顔をしていて座っていて、
少し不思議だったので聞いてみた。

実は、鈴木さん。
大学院の面接で強烈に緊張する体験をしたそうだ。
面接に入った部屋に、教授陣が15名。1対15。
あの時ほど、緊張した経験はないという。
お話だけなので、想像で補いきれないが、
冷や汗する相当印象強い体験だったそうだ。

その結果、その時の緊張と比べてしまうから、
普段の流れで緊張することは、ほとんどないそうだ。

若い時は、苦労を買ってでもしろ!なんて言うけど、
色々な経験をすることって、
人を本当に強くするんだと思った。

旅もいい。
なんでもいい。
普段の自分の枠から脱出する。
自分で普段の世界から飛び出す。

自分で切り抜けること。
生で体験すること。

おもろくて、かっこよい大人になるには、
それは一つの道だと思う。

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鈴木さんは
「・・でも普段は、つんのめりながら生きているよ。」と
笑って言っていたけれど、
私は、そればっかりじゃないと感じた。

「登美子の部屋」
最初お二人女性をお招きして、
最初に男性ゲストを考えて、思いついたのが鈴木さん。
実は、普段は、「隆二くん」と呼んでいる。

隆二くんが、無理だったら、
もう男性は呼べないかなぁ?と思いながら今回開催してみて、
やっぱり隆二くんにお願いして、よかったと思った。

この先も色々あるだろうけど、
きっとどこでも隆二くんらしく、生きているに違いないと、
そう確信をもてる
優しくて、実は、なかなかしぶとい仲間なのだ。


8.詩のプレゼント

では、最後に感謝を込めて、
鈴木隆二さんを自然に例えて
小さな詩をプレゼントします♪
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「決意の白」

青空に わたしはある

流されるのではない
動かされるのでもない
変わることを強要されるでもなく

青空に 白く浮かぶ

自分であること決めて
自由であることを決めて
自ら潔く 柔らかく あることを決めたのだ

青空に 自分が何であるかを 証すため
青空に 自分という絵を描く

その全ては 青空の憧れ

その白い雲
それが、私の中のあなた・・・


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では、アースデイ東京2010に向けて、
お互いがんばりましょう〜!!

みなさんも、是非アースデイにお越しくださいませ!!♪

 

 

登美子

 


□ぐらするーつ 登美子お奨め商品

私にとって、あまりにも執着の強い商品ばかりのお店「ぐらするーつ」。

オリジナルもありつつも、フェアトレードなセレクトショップですもの。

何を紹介したらいいものやらという感じですが、

最近の私のトピックのフェアトレード・フードをご紹介です♪

 

・アールグレイティーティーバック 630円

 

「登美子の部屋」当日にいれて飲みました。

実は私、アールグレイの紅茶、香料が気になる感じが、ちょっと苦手だったんです。

でも、これを飲んでみたら美味しくて。

あぁ、美味しいものは、美味しいのねと、実感。

 

・エクストラバージン・オリーブオイル

 

パレスチナのオリーブオイルは、おいしい!

私のお気に入りは、「ガリラヤのシンディアナ」のオイル。

それと「ザータル」と呼ばれるハーブを乾燥させてすりつぶし、

酸味のあるシューマック、ゴマ、塩、オリーブオイルを混ぜ合わせたものが

あるのだけど、それとオリーブオイルを天然酵母のパンにつけて食べるのがお奨め。

とても新鮮で、幸せになれます。遠くの国のお味がします・・♪

 

・フェアトレードチョコレート(ぐらするーつ秋冬限定商品)290円

 

アースガーデンの仲間のお店「キミドリ」店頭で

ぐらするーつより卸していただいて販売しているチョコレートは、Peaple Treeさんの。

私は、シナモンとホワイト・クリスピーが好き。

 

 

□鈴木さんに会いたい人は・・・

アースデイ東京2010
http://www.earthday-tokyo.org/

日程:2010.4.17(土)・18(日)
場所:代々木公園&オリンピックプラザ
入場料:無料

フェアトレードビレッジ&ピースマイルステージ Powered by Hydrogen

http://www.earthday-tokyo.org/2010/event/place/-powered-by-hydrogen.html