拝啓・・・出張版「カリンバ編」その2

 

拝啓 BUN様    http://www.medialabo.co.jp/moon/

(この日は、お二人を同時にゲストでお迎えして、お話を伺い

 ました。鈴木キヨシさん宛てのお手紙は、こちらから・・)

 

『登美子の部屋』にお越し頂き、本当にありがとうございました。

笑顔も声も、とても暖かなBUNちゃん。
時にゆるぎないキッパリとした発言をするので、
そういう時の言葉の凜とした感じが、とても印象的な方です。

キヨシさんもBUNちゃんも、とても長いお付き合いをさせて頂いていますが、
カリンバへの想い、今回改めて伺うことができました。

短いですが、詩と一番心に残ったことを、お伝えしたいと思います。


■詩のプレゼント♪


『流れ』〜丸いカリンバの詩〜


私は 初め 小さな小さな流れ 

気の遠くなるような毎日を
太陽と大地と語り合いながら過ごした

時に 大地揺れ 
時に 太陽は激しさを増した 

・・

私は 昔 山間をひっそりと流れる小川

動物たちが行き交い 私を愛し
月と風と語り合いながら過ごした

時に 岩をころがし
時に 凍てついた

・・

私は 今 里山を流れる川となった

人が行き交い 笑顔あふれ
木々や川の生き物と語り合いながら過ごす

時に うねり 泣き
時に 跳ね 喜ぶ

・・

私は いつも ここにある流れ

自ら光溢れ
己と語り合い過ごす

いつも 包み
いつも 産み出す 流れ

 


*注釈
詩をずっと考えていて、キヨシさんとBUNちゃんの詩を
本当は、一つの詩として描きたかった。
結局、上手くいかなくて。

でも、キヨシさんに贈った『ある晴れた秋の日に・・』で、
キヨシさんたちが小石を投げ入れたのは、
この『流れ』に出てくる、里山の川が舞台なのですよ。


■言葉と国を超えたカリンバ

BUNちゃんのお話の中で、心に残ったエピソード。
若き日にカメラマンを目指していたBUNちゃんが
インドに旅行に行った時のこと。

当時所持していたカメラで、自然な表情などを納得できるよう撮るためには、
接近して撮るしかなかったそうだ。
だから、インドの人や暮らしの自然な風景を撮りたくても接近するので、
不自然に、ポーズを決められたり、作り笑顔をされたりして困ったそうだ。

その中でも、そのことで嫌がられたり、時に怒られたりすることもあって
それが当時の悩みだった。
現実問題、言葉もままならない外人のBUNちゃんが、
カメラを通して心を通わせることは、とても難しいだろうと想像はつく。

そんな時に、カリンバがインドの人々の心をとらえてくれた。
カメラではダメでも、言葉も通じなくても、カリンバの音色で
インドの人と、心を通わせられたのだ。

その時、音楽のすばらしさを、カリンバを通じて、BUNちゃんは改めて実感したのだ。

BUNちゃんにとってのカリンバのスタートは、
人と心を通わせるための手段だったのだ。

・・

キヨシさんの所でも書いたのだが、
リズム♪・・音楽というのは、すごい。

私の中にも、もちろんリズムがいるのは、しっている。
でも、自分の中の音楽を出す機会が少ないから、
特別なことになってしまっていて、だから多くの人は照れてしまう。
歌うことや、踊ることが、特別なことに、奉り(まつり)あげられてしまっているのは寂しい。

なのに、私も含め、みんな音楽を聴くことだけはする。
とてもアンバランスで、不思議だと思いませんか?
だからカラオケなんだろうけど、何か発散しきれないものがあると、
私はいつも感じる。

クリスマス島の映像を見た時に、当たり前にみな歌って踊っていた。
あの笑顔、あの高揚感。

日本の多くは、
どこでその当たり前さ・・日常さを、落としてきてしまったのだろう?

やはり農耕がへってきたのと同時に、
家電も発達して、共同作業がへってしまったからだろうか?
助け合い、励まし合う、そういう人と人との繋がりが、薄れてしまったせいか?
自分にも言えるが、忙しさのせいだろうか?

そう考えると、ますます根が深く悲しい気持ちになる。

・・
私のように感じる人は、いるでしょうか?
リズムのキヨシさんのカリンバ、流れのBUNちゃんのカリンバ。
カリンバを手に、自分の中の音楽と向き合って、感じ合ってみませんか?

__________

・・BUNちゃん、ありがとうございました。

写真そして、カリンバのデザイン、そして音も
視覚からやってくるイメージや、
BUNちゃんの心の中の映像が影響を与えているのだろうな〜、と感じました。

だからBUNちゃんのカリンバの音色を聴くと、
ひとつの風景が見えてくる気がする。

キヨシさんのカリンバの音色は、今ココの体感の喜び。

同じ楽器なのに、まるっきり違う音色。
今回のカリンバ展の大成功は、
この違いが上手くアピール出来たからだと思います。

2011年は、自分の音楽でCDを制作したいと言ってましたが、
そのCDから、どんな風景がみえてくるのか、それがとても楽しみです。

そのためにも、ほぼ毎年、乗船しているピースボートの水先案内人での体験や、
行った先の国々の美しい景色や人々との出会いを大切に、
これからもがんばってください。

心から応援しています。
いつも優しい笑顔と、暖かい手をありがとうございます。

 

 

■BUNさん 登美子の部屋お奨め商品

http://www.medialabo.co.jp/moon/

 

上記のBUNさんのブログから購入できます。

 

・Kalimba

BUN from KOH-TAOの丸いカリンバは、ココナッツで出来ています。

手にすっぽり入るその安心感があり、

Burning Artとしても楽しめます。

女性にも弾きやすい、比較的やわらかな指はじきです。

 

・Light

ひょうたんや竹に穴を開けて、光が漏れ出る幻想的な光のライトです。。

 


【最後のおまけ・マル秘エピソード】

今回は、時間が短かったので、
時系列のお話を深めてうかがえませんでした。
BUNちゃんファンのみなさんに、マル秘エピソードをひとつ。

BUNちゃんは、ご実家は理髪店。
いわゆる床屋さんの子として育ちました。
そして、大人になっての最初の仕事は、美容師。
月間相当な売上げをあげるお店の、店長さんをやっていたそうです。

その手先の器用さと繊細さが、

カリンバのデザイン<Burning Art>にも、

影響しているんでしょうね〜〜。
これまた納得。。